Welcome to 日本動物遺伝育種学会

 
 

近年、分子生物学の進展はめざましく、家畜の分野でも、QTL解析、遺伝子のクローニング、さらには遺伝子の発現・機能の解析などが急速に進められるようになりました。その結果、種々の遺伝病の原因遺伝子がクローニングされ、遺伝子診断が可能となっております。また、経済形質に関与している量的形質遺伝子座いわゆるQTLがブタ、ウシ、ニワトリなどで次々に検出されています。遠からずそれらの有用遺伝子がクローニングされるものと予想されます。すなわち、従来統計遺伝学においてブラックボックスとされてきた量的形質を支配する遺伝子本体の解析が可能となってきました。

 このような背景を踏まえて、これら最新の分子遺伝学の成果を育種に取り込み、統計遺伝学と分子遺伝学とが車の両輪となって、より高度な家畜育種戦略を構築することが必要となってきました。一方、体細胞クローンヒツジの作出に成功し、これが引き金となってウシの体細胞クローンの作出が日常の技術となりつつあります。これらにより、DNA情報を利用する産業いわゆるDNA産業が一層現実味のあるものとなっております。さらに、動物ゲノム解析の研究成果がヒトを含むライフサイエンスへ貢献できる状況も整いつつあるように思われます。いまこそ、動物遺伝育種研究の飛躍的発展を図るべきときにきております。

設立趣意(一部抜粋)

更新情報

2024年3月8日、第21回日本学術振興会受賞候補者の推薦募集に関して会員へのお知らせに掲載しました。

2024年1月29日、農林水産省の研究プロジェクトの要望調査について会員へのお知らせに掲載しました

2023年11月30日、第25回大会の最新情報をアップデートしました。

2023年11月9日、第24回大会の最新情報をアップデートしました。

2023年9月29日、第24回日本動物遺伝育種学会総会の情報を大会最新情報に更新しました。

2023年7月16日、令和5年度後期生物資源ゲノム解析拠点共同研究の募集についてを会員へのお知らせに記載しました。

2023年3月31日、静岡県立農林大学の公募のお知らせを会員へのお知らせに記載しました。

2022年10月20日、岡山大学大学院環境生命自然科学研究科の教員募集を会員へのお知らせに記載しました。

2022年10月5日、 第23回日本動物遺伝育種学会総会の情報を大会最新情報に更新しました。

2022年9月28日、第23回日本動物遺伝育種学会総会の情報を大会最新情報に掲載しました。

2022年8月10日、岡山大学大学院環境生命自然科学研究科の教員募集を会員へのお知らせに記載しました。



2022年7月29日、京都大学野生動物研究センターの教員募集を会員へのお知らせに記載しました。


2021年12月5日、 東京農業大学生物資源ゲノム解析センターの後期共同研究募集に関して会員へのお知らせに記載しました。

2021年11月3日、役員一覧のページを更新。

2021年10月16日、帯広大会の演題募集が延長されました。大会最新情報を参照願います。

2021年9月17日、22回大会、帯広大会(Web開催)のお知らせを掲載しました。

2021年7月27日、名古屋大学からの人材募集のお知らせが来ています。会員へのお知らせのページに掲載しました。

2021年7月12日、岩手大学からの人材募集のお知らせが来ています。会員へのお知らせのページに掲載しました。

2021年7月5日、東京農業大学生物資源ゲノム解析センターの後期共同研究募集に関して会員へのお知らせに記載しました。

2021年4月6日、水産研究・教育機構、水産技術研究所から人材募集のお知らせがでております。会員へのお知らせのページに掲載しました。

2020年12月8日、東京農業大学生物資源ゲノムセンター、生物資源ゲノム解析拠点の共同研究募集に関して、お知らせに掲載しました。

2020年9月1日、日本動物遺伝育種学会第20回大会開催のご案内を掲載しました。

2020年7月31日、会員のお知らせにて人事情報を掲載しました。

2019年12月24日、令和2年度生物資源ゲノム解析拠点共同研究の募集についてをご案内しました。

2019年10月28日、大会最新情報と演題登録期間を11月5日に設定しました。

2019年10月4日、Daniel Gianola先生のセミナーに関して会員へのお知らせへ記載しました。

2019年10月1日、東京御茶ノ水、10月15日に開催のStatistical and data-scientific methods for omics-data analysis in agricultural and life sciencesについて会員へのおしらせを掲載しました。

2019年9月30日、第20回動物遺伝育種学会総会、宇都宮大会に関して大会最新情報にてお知らせしました。

2019年9月20日 第五回Fatty Pig国際研究集会の開催につきまして会員のお知らせでご案内しました。

2019年9月10日、日本農学会シンポジウムを会員のお知らせに掲載しました。

2019年7月16日、日本動物遺伝育種学会第20回大会について、また2019年度 東京農業大学生物資源ゲノム解析センター 「生物資源ゲノム解析拠点」共同研究公募要項を会員へのお知らせに掲載いたしました。

2018年12月25日『広島大学 知のフォーラムin Tokyo』2019年1月9日)のお知らせを掲載しました

2018年6月15日静岡県立農林環境専門職大学の選任教員に関するお知らせを掲載しました

2018年3月19日動物遺伝育種学会、大会情報をアップしました。

2017年11月21日東京農大ゲノム解析センター、平成30年度前期共同研究の募集に関する情報をアップしました。 会員へのお知らせのページをごらんください。

2017年11月8日、第18回大会のプログラムを掲載しました

2017年8月7日日本動物遺伝育種学会第18回大会開催の案内をアップしました。

2017年6月19日東京農大ゲノム解析センター、平成29年度後期共同研究の募集に関する情報をアップしました。会員へのお知らせのページをごらんください。 

2017年3月21日 公募情報を会員へのお知らせに掲載しました。

2016年12月20日 学会事務局、入会案内等のページを更新しました。

2016年12月2日 17回日本動物遺伝育種学会大会講演要旨をアップしました。2016年10月17日、公開シンポジウム「気候変動に打ち克つ育種戦略」のご案内をアップしました。 会員へのお知らせのページをごらんください。

2016年7月14日東京農大ゲノム解析センター、平成28年度後期共同研究の募集に関する情報をアップしました。会員へのお知らせのページをごらんください。

2016年7月4日、大会最新情報をアップしました。大会最新情報のページを参照ください。

2015年12月24日東京農業大学生物資源ゲノム解析センター、平成28年度<前期・通年>共同研究の募集についての情報をアップしました。会員へのお知らせのページをご覧ください。 

2015年10月27日 The 43rd Scientific Symposium of UJNR Aquaculture Panel

について情報をアップしました。会員へのお知らせのページをご覧ください。


2015年8月4日 第10回最先端動物育種セミナーに関してセミナー会場アクセスの情報をアップしました。最先端動物遺伝育種セミナー情報のページをご覧ください。


2015年7月8日 東京農業大学生物資源ゲノム解析センター平成27年度<後期>生物資源ゲノム解析拠点共同研究の募集について


2015年  7月1日 第10回最先端動物遺伝育種セミナー日本動物遺伝育種学会第16回神戸大会の案内を更新しました。申込締切は10月2日(金)です。


2015年7月 web pageを更新しました。

Welcome to the web page of the Japanese Society of Animal Breeding and Genetics.


日本動物遺伝育種学会(Japanese Society of Animal Breeding and Genetics)は統計遺伝学と分子遺伝学を統合的に発展させ、より高度な遺伝・育種戦略を策定し、DNA情報を利用する産業やライフサイエンスへも貢献できる体制を整えることを目的として組織された学会です。この目的のために家畜・家禽、実験動物、野生動物、水産動物などの各種動物についての分子生物学や遺伝育種学ならびに育種の実際、遺伝資源の保存と利用などに関する研究および技術開発を推進し、研究者・実務者相互の交流と協力ならびに成果の普及を図ります。